『フォールアウト4』は、広大なオープンワールドでの冒険だけでなく、拠点構築や管理が魅力のゲームです。
その中でも、供給ラインは複数の拠点を効率的に運営するための重要なシステムです。
この記事では、供給ラインの基本から応用テクニック、注意点、バグ対策まで、初心者から上級者まで役立つ情報を網羅的に解説します。
供給ラインとは、『フォールアウト4』の拠点間で資源(ジャンク、素材、食料、水)を共有するためのシステムです。
プレイヤーが複数の拠点を管理する際、特定の拠点に資源が不足していても、供給ラインを通じて他の拠点から補充できます。
これにより、効率的なクラフトや拠点の発展が可能になります。
供給ラインは、拠点間を結ぶ「ライン」を作り、プロビジョナー(供給担当者)と呼ばれる入植者を割り当てることで機能します。
たとえば、拠点Aと拠点Bを供給ラインで結べば、AのワークショップにあるジャンクをBでクラフトに使用できます。
さらに、BとCが結ばれていれば、Aの資源をCでも利用可能です。
便利な供給ラインですが、いくつかのデメリットも存在します。
供給ラインを設定するには、特定の条件を満たす必要があります。
以下に、準備手順を詳しく解説します。
供給ラインを利用するには、Charisma(カリスマ)6で取得可能なパーク「Local Leader(ローカルリーダー)」が必要です。
このパークは2ランクあり、以下のような効果があります。
供給ラインを設定するだけならランク1で十分ですが、拠点運営をさらに充実させたい場合はランク2も検討しましょう。
供給ラインには、プロビジョナーとして割り当てる入植者が必要です。
入植者は以下の方法で増やせます。
入植者が不足している場合は、まず拠点のベッドや食料、水を整備して居住環境を整えましょう。
供給ラインを結ぶには、少なくとも2つの拠点を解放している必要があります。
『フォールアウト4』には、サンクチュアリ、キャッスル、スターライト・ドライブインなど、30以上の拠点候補があります。
ゲーム序盤では、サンクチュアリとレッドロケット・トラックストップが解放しやすい拠点です。
準備が整ったら、実際に供給ラインを設定しましょう。
以下は具体的な手順です。
注意:供給ラインは双方向に機能します。
A→Bを結べば、B→Aも自動的に共有されます。
供給ラインの設定は自由ですが、効率的な配置を考えることで拠点管理がよりスムーズになります。
以下におすすめの引き方を紹介します。
すべての拠点を1つの中心拠点(例:サンクチュアリ)に接続する方式です。
例:サンクチュアリをハブに、レッドロケット、スターライト、キャッスルを直接接続。
拠点を順番に直列で結ぶ方式(A→B→C→D)。
例:サンクチュアリ→レッドロケット→スターライト→アバーナシー農場。
複数の拠点を相互に接続し、網の目のように結ぶ方式。
例:サンクチュアリ⇔キャッスル、キャッスル⇔スターライト、スターライト⇔サンクチュアリなど。
初心者にはスター型がおすすめです。
サンクチュアリをハブにすれば、序盤の拠点(レッドロケット、スターライトなど)を簡単に管理できます。
中盤以降、拠点数が増えたらチェーン型やメッシュ型を組み合わせて柔軟に対応しましょう。
供給ラインを設定した後も、適切な管理が必要です。
以下は注意点と管理のコツです。
プロビジョナーは拠点間を移動するため、敵に襲われる可能性があります。
安全性を高めるために以下の装備を整えましょう。
装備方法:ワークショップモードでプロビジョナーに話しかけ、「トレード」コマンドで装備を渡す。
プロビジョナーが敵に倒されると、供給ラインが切れることがあります。
死亡を防ぐには以下の対策を。
死亡した場合:新しい入植者をプロビジョナーに割り当て直す。
供給ラインに明確な上限は設定されていませんが、拠点数(最大30以上)や入植者数に応じて実質的な制限があります。
また、コンソール版では処理負荷の問題で、20以上の供給ラインを設定すると動作が不安定になる場合があります。
PC版ではMODを使って最適化可能ですが、標準では以下の点に注意。
供給ラインの配置を変更したい場合や、不要なラインを解除したい場合があります。
以下は手順です。
ヒント:プロビジョナーが見つからない場合、拠点で「ベル」を鳴らすと入植者が集まります。
まれに、供給ラインを解除してもマップ上でラインが消えないバグが発生します。
対処法は以下です。
resetquest
)。
『フォールアウト4』はバグが多いゲームとして知られており、供給ラインにもいくつかの問題が報告されています。
以下は代表的なバグと対処法です。
症状:Pip-Boyのマップで供給ラインが表示されない、または資源が共有されない。
対処法:
症状:プロビジョナーが拠点間を移動せず、特定の場所で立ち往生する。
対処法:
recycleactor
)。
症状:供給ラインを結んだはずなのに、ジャンクや素材が他の拠点で利用できない。
対処法:
供給ラインをマスターしたら、以下の応用テクニックで拠点運営をさらに効率化しましょう。
供給ラインを活用すると、「きれいな水」を大量生産して金策が可能です。
1つの拠点をクラフト専用にし、すべてのジャンクをそこに集める戦略です。
供給ラインはミニッツメンの拠点運営と相性が良いです。
ミニッツメンのクエストを進めると、拠点の解放や入植者の獲得が容易になり、供給ラインの拡張がスムーズに進みます。
供給ラインに関するよくある質問をまとめました。
A:いいえ、供給ラインで共有されるのはジャンク、素材、食料、水のみです。
武器や防具は各拠点のワークショップに直接移す必要があります。
A:プロビジョナーは元の拠点(割り当てた拠点)の入植者としてカウントされます。
移住扱いにはなりません。
A:Pip-Boyのマップで供給ラインを確認。
ラインが消えている場合や資源が共有されない場合は、プロビジョナーの死亡やバグを疑い、再設定を試みてください。
『フォールアウト4』の供給ラインは、拠点運営を効率化し、ゲーム体験を大きく向上させるシステムです。
ローカルリーダーパークの取得から始まり、スター型やメッシュ型の接続方法、プロビジョナーの管理、バグ対策まで、さまざまな要素を理解することで、連邦の支配者として君臨できます。
初心者はまずサンクチュアリをハブにしたスター型で供給ラインを構築し、慣れてきたら浄水器金策やクラフト拠点の構築に挑戦しましょう。
バグには悩まされるかもしれませんが、こまめなセーブと再設定で乗り切れます。
このガイドを参考に、効率的で楽しい拠点運営を目指してください!
もしさらに詳しい情報や具体的な拠点の例が必要なら、コメントで教えてください。
『フォールアウト4』の世界で、最高の拠点を作り上げましょう!