フォールアウト4 供給ライン完全攻略ガイド

 

『フォールアウト4』は、広大なオープンワールドでの冒険だけでなく、拠点構築や管理が魅力のゲームです。
その中でも、供給ラインは複数の拠点を効率的に運営するための重要なシステムです。
この記事では、供給ラインの基本から応用テクニック、注意点、バグ対策まで、初心者から上級者まで役立つ情報を網羅的に解説します。

 

 

 

供給ラインとは?その基本を理解する

供給ラインとは、『フォールアウト4』の拠点間で資源(ジャンク、素材、食料、水)を共有するためのシステムです。
プレイヤーが複数の拠点を管理する際、特定の拠点に資源が不足していても、供給ラインを通じて他の拠点から補充できます。
これにより、効率的なクラフトや拠点の発展が可能になります。
供給ラインは、拠点間を結ぶ「ライン」を作り、プロビジョナー(供給担当者)と呼ばれる入植者を割り当てることで機能します。
たとえば、拠点Aと拠点Bを供給ラインで結べば、AのワークショップにあるジャンクをBでクラフトに使用できます。
さらに、BとCが結ばれていれば、Aの資源をCでも利用可能です。

 

 

供給ラインのメリット

 

     

  • 資源の共有:ジャンクや素材を全拠点で利用可能になり、クラフトがスムーズに。
  •  

  • 食料・水の補充:食料や水が不足する拠点に、余剰のある拠点から自動供給。
  •  

  • 拠点運営の効率化:各拠点にすべての資源を用意する必要がなくなり、管理が楽に。
  •  

  • 幸福度の向上:食料や水の不足を防ぐことで、入植者の幸福度を維持しやすくなる。
  •  

 

 

供給ラインのデメリット

便利な供給ラインですが、いくつかのデメリットも存在します。

 

     

  • 入植者の消費:プロビジョナーとして割り当てた入植者は他の仕事(農業や防衛)に就けなくなる。
  •  

  • 処理負荷:特にコンソール版(PS4/Xbox One)では、供給ラインを多く設定するとゲームの処理が重くなる場合がある。
  •  

  • バグのリスク:供給ラインが正常に機能しない、プロビジョナーが動かなくなるなどのバグが報告されている。
  •  

 

 

供給ラインを設定するための準備

供給ラインを設定するには、特定の条件を満たす必要があります。
以下に、準備手順を詳しく解説します。

 

 

1. ローカルリーダーパークの取得

供給ラインを利用するには、Charisma(カリスマ)6で取得可能なパーク「Local Leader(ローカルリーダー)」が必要です。
このパークは2ランクあり、以下のような効果があります。

 

     

  • ランク1(カリスマ6):供給ラインの設定と店舗の建設が可能に。
  •  

  • ランク2(カリスマ6、レベル14):ワークショップで高度な作業台(武器・防具・ケミストリーなど)の建設が可能に。
  •  

供給ラインを設定するだけならランク1で十分ですが、拠点運営をさらに充実させたい場合はランク2も検討しましょう。

 

 

2. 入植者の確保

供給ラインには、プロビジョナーとして割り当てる入植者が必要です。
入植者は以下の方法で増やせます。

 

     

  • ビーコン設置:ワークショップで「入植者募集ビーコン」を設置し、無線で入植者を呼び寄せる。
  •  

  • クエストクリア:ミニッツメンのクエストや特定のサイドクエストで入植者を獲得。
  •  

  • 移住指示:他の拠点から入植者を移動させる(ワークショップモードで「移動」コマンドを使用)。
  •  

入植者が不足している場合は、まず拠点のベッドや食料、水を整備して居住環境を整えましょう。

 

 

3. 拠点の解放

供給ラインを結ぶには、少なくとも2つの拠点を解放している必要があります。
『フォールアウト4』には、サンクチュアリ、キャッスル、スターライト・ドライブインなど、30以上の拠点候補があります。
ゲーム序盤では、サンクチュアリとレッドロケット・トラックストップが解放しやすい拠点です。

 

 

供給ラインの設定方法

準備が整ったら、実際に供給ラインを設定しましょう。
以下は具体的な手順です。

 

     

  1. ワークショップモードに入る:拠点でワークショップに近づき、ワークショップモードを起動。
  2.  

  3. 入植者を選択:プロビジョナーにしたい入植者にカーソルを合わせる。
    名無しの入植者がおすすめ(コンパニオンや特定のNPCは不可の場合あり)。
  4.  

  5. 供給ラインコマンドを選択:PS4ではR1ボタン、XboxではRBボタン、PCではQキーを押す(環境により異なる場合あり)。
  6.  

  7. 接続先の拠点を指定:接続したい他の拠点を選ぶ。
    Pip-Boyのマップで接続状況を確認可能。
  8.  

  9. 確認:プロビジョナーが拠点間を移動し始め、供給ラインが機能する。
    マップ上でラインが表示されれば成功。
  10.  

注意:供給ラインは双方向に機能します。
A→Bを結べば、B→Aも自動的に共有されます。

 

 

供給ラインの効果的な引き方

供給ラインの設定は自由ですが、効率的な配置を考えることで拠点管理がよりスムーズになります。
以下におすすめの引き方を紹介します。

 

 

1. スター型(ハブ型)

すべての拠点を1つの中心拠点(例:サンクチュアリ)に接続する方式です。

 

     

  • メリット:管理がシンプルで、中心拠点に資源を集中させやすい。
  •  

  • デメリット:中心拠点にプロビジョナーが集中し、処理負荷が増える可能性がある。
  •  

  • おすすめ拠点:サンクチュアリ、キャッスル(広くて管理しやすい)。
  •  

例:サンクチュアリをハブに、レッドロケット、スターライト、キャッスルを直接接続。

 

 

2. チェーン型

拠点を順番に直列で結ぶ方式(A→B→C→D)。

 

     

  • メリット:プロビジョナーの数が少なく済む。
  •  

  • デメリット:遠い拠点間の資源共有に時間がかかる場合がある。
  •  

  • おすすめ状況:拠点数が少ない序盤や、プロビジョナーを節約したい場合。
  •  

例:サンクチュアリ→レッドロケット→スターライト→アバーナシー農場。

 

 

3. メッシュ型

複数の拠点を相互に接続し、網の目のように結ぶ方式。

 

     

  • メリット:一部の供給ラインが途切れても他のラインでカバー可能。
    資源共有が高速。
  •  

  • デメリット:プロビジョナーが多く必要で、設定が複雑。
  •  

  • おすすめ状況:多くの拠点を解放した中盤以降。
  •  

例:サンクチュアリ⇔キャッスル、キャッスル⇔スターライト、スターライト⇔サンクチュアリなど。

 

 

おすすめの引き方

初心者にはスター型がおすすめです。
サンクチュアリをハブにすれば、序盤の拠点(レッドロケット、スターライトなど)を簡単に管理できます。
中盤以降、拠点数が増えたらチェーン型やメッシュ型を組み合わせて柔軟に対応しましょう。

 

 

供給ラインの管理と注意点

供給ラインを設定した後も、適切な管理が必要です。
以下は注意点と管理のコツです。

 

 

1. プロビジョナーの装備

プロビジョナーは拠点間を移動するため、敵に襲われる可能性があります。
安全性を高めるために以下の装備を整えましょう。

 

     

  • 武器:ライフルやピストルなど、遠距離攻撃が可能な武器を装備。
  •  

  • 防具:頑丈なアーマー(例:メタルアーマー)を装備。
  •  

  • 弾薬:武器に対応した弾薬を十分に持たせる。
  •  

装備方法:ワークショップモードでプロビジョナーに話しかけ、「トレード」コマンドで装備を渡す。

 

 

2. プロビジョナーの死亡リスク

プロビジョナーが敵に倒されると、供給ラインが切れることがあります。
死亡を防ぐには以下の対策を。

 

     

  • 定期的な確認:Pip-Boyのマップで供給ラインの状態を確認。
  •  

  • 安全なルート:危険なエリア(例:グールが多い地域)を避けるルートを選ぶ。
  •  

  • 拠点の防衛強化:各拠点にタレットやガードポストを設置し、プロビジョナーを守る。
  •  

死亡した場合:新しい入植者をプロビジョナーに割り当て直す。

 

 

3. 供給ラインの上限

供給ラインに明確な上限は設定されていませんが、拠点数(最大30以上)や入植者数に応じて実質的な制限があります。
また、コンソール版では処理負荷の問題で、20以上の供給ラインを設定すると動作が不安定になる場合があります。
PC版ではMODを使って最適化可能ですが、標準では以下の点に注意。

 

     

  • 不要な供給ラインを避ける。
  •  

  • スター型で効率的に接続する。
  •  

  • 定期的にゲームをセーブしてクラッシュに備える。
  •  

 

 

供給ラインの解除と変更方法

供給ラインの配置を変更したい場合や、不要なラインを解除したい場合があります。
以下は手順です。

 

 

解除方法

 

     

  1. プロビジョナーを見つける:対象の供給ラインを担当するプロビジョナーを拠点で探す。
    拠点で待機すると戻ってくる場合あり。
  2.  

  3. ワークショップモードで選択:プロビジョナーにカーソルを合わせ、コマンドを選択。
  4.  

  5. 別の役割を割り当て:農業や防衛など、別の仕事に割り当てると供給ラインが解除される。
  6.  

  7. 新しいラインを設定:必要に応じて別の入植者をプロビジョナーに設定。
  8.  

ヒント:プロビジョナーが見つからない場合、拠点で「ベル」を鳴らすと入植者が集まります。

 

 

バグによる解除不能の対処

まれに、供給ラインを解除してもマップ上でラインが消えないバグが発生します。
対処法は以下です。

 

     

  • ゲームの再起動:一時的なバグが解消される場合あり。
  •  

  • パッチの適用:最新のパッチを適用してバグ修正を確認。
  •  

  • 再設定:プロビジョナーを一旦解除し、別の入植者で同じラインを再設定。
  •  

  • コンソールコマンド(PC版):PC版ではコンソールコマンドで強制解除可能(例:resetquest)。
  •  

 

 

供給ラインのバグと対処法

『フォールアウト4』はバグが多いゲームとして知られており、供給ラインにもいくつかの問題が報告されています。
以下は代表的なバグと対処法です。

 

 

1. 供給ラインが表示されない

症状:Pip-Boyのマップで供給ラインが表示されない、または資源が共有されない。
対処法

 

     

  • ゲーム内時間を数日待つ(ベッドで寝るなど)。
  •  

  • プロビジョナーを再設定する。
  •  

  • ゲームを再起動する。
  •  

 

 

2. プロビジョナーが動かない

症状:プロビジョナーが拠点間を移動せず、特定の場所で立ち往生する。
対処法

 

     

  • プロビジョナーを解除し、別の入植者に割り当て直す。
  •  

  • 拠点のオブジェクト(例:壊れたタレット)を撤去する。
  •  

  • PC版ではコンソールコマンドでリスポーン(recycleactor)。
  •  

 

 

3. 資源が共有されない

症状:供給ラインを結んだはずなのに、ジャンクや素材が他の拠点で利用できない。
対処法

 

     

  • ワークショップにジャンクを直接入れる(インベントリから「移す」)。
  •  

  • 供給ラインの接続を確認(マップでラインが正しいかチェック)。
  •  

  • ゲーム内時間を待つ(共有にはタイムラグがある場合あり)。
  •  

 

 

供給ラインを活用した応用テクニック

供給ラインをマスターしたら、以下の応用テクニックで拠点運営をさらに効率化しましょう。

 

 

1. 浄水器による金策

供給ラインを活用すると、「きれいな水」を大量生産して金策が可能です。

 

     

  • 手順

    1. サンクチュアリやキャッスルなど、川や湖のある拠点に大型浄水器を設置。
    2.  

    3. ワークショップに余剰の「きれいな水」が蓄積される。
    4.  

    5. 供給ラインで他の拠点に水を共有し、売却用の水を確保。
    6.  

    7. ダイヤモンドシティなどで水を売却(1本約10キャップ)。
    8.  

  •  

  • ポイント:浄水器の設置には大量の素材が必要なので、供給ラインで素材を確保。
  •  

 

 

2. 集中型クラフト拠点の構築

1つの拠点をクラフト専用にし、すべてのジャンクをそこに集める戦略です。

 

     

  • 手順

    1. サンクチュアリやスターライトをクラフト拠点に指定。
    2.  

    3. すべての拠点をスター型で接続し、ジャンクを中央に集める。
    4.  

    5. クラフト拠点に作業台(武器、防具、ケミストリー)を集中設置。
    6.  

  •  

  • メリット:素材管理が簡単になり、クラフト効率が向上。
  •  

 

 

3. ミニッツメンとの連携

供給ラインはミニッツメンの拠点運営と相性が良いです。
ミニッツメンのクエストを進めると、拠点の解放や入植者の獲得が容易になり、供給ラインの拡張がスムーズに進みます。

 

     

  • クエスト例:「The First Step」でアバーナシー農場を解放。
  •  

  • ヒント:キャッスルをミニッツメンの本拠地にすると、供給ラインのハブとして最適。
  •  

 

 

よくある質問(FAQ)

供給ラインに関するよくある質問をまとめました。

 

 

Q1. 供給ラインで武器や防具も共有される?

A:いいえ、供給ラインで共有されるのはジャンク、素材、食料、水のみです。
武器や防具は各拠点のワークショップに直接移す必要があります。

 

 

Q2. プロビジョナーはどの拠点の入植者としてカウントされる?

A:プロビジョナーは元の拠点(割り当てた拠点)の入植者としてカウントされます。
移住扱いにはなりません。

 

 

Q3. 供給ラインが切れたかどうかを確認する方法は?

A:Pip-Boyのマップで供給ラインを確認。
ラインが消えている場合や資源が共有されない場合は、プロビジョナーの死亡やバグを疑い、再設定を試みてください。

 

 

まとめ:供給ラインで拠点運営を極めよう

『フォールアウト4』の供給ラインは、拠点運営を効率化し、ゲーム体験を大きく向上させるシステムです。
ローカルリーダーパークの取得から始まり、スター型やメッシュ型の接続方法、プロビジョナーの管理、バグ対策まで、さまざまな要素を理解することで、連邦の支配者として君臨できます。
初心者はまずサンクチュアリをハブにしたスター型で供給ラインを構築し、慣れてきたら浄水器金策やクラフト拠点の構築に挑戦しましょう。
バグには悩まされるかもしれませんが、こまめなセーブと再設定で乗り切れます。
このガイドを参考に、効率的で楽しい拠点運営を目指してください!
もしさらに詳しい情報や具体的な拠点の例が必要なら、コメントで教えてください。
『フォールアウト4』の世界で、最高の拠点を作り上げましょう!


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