2024年8月29日に発売された『ガンダムブレイカー4』(以下、ガンブレ4)は、バンダイナムコエンターテインメントが贈る「創壊共闘アクション」ゲームです。
プレイヤーは自分だけの「俺ガンプラ」を作り、ミッションで敵を倒してパーツを集め、カスタマイズを楽しむことができます。
Nintendo Switch、PS4、PS5、Steamのマルチプラットフォームで展開される本作ですが、オンラインでのマルチプレイを楽しみにしているファンにとって気になるのが「クロスプレイ」の対応状況です。
この記事では、ガンブレ4のクロスプレイの可否、マルチプレイの特徴、プラットフォームごとの違いやおすすめの選び方を、詳細に解説します
ガンブレ4は、ガンダムシリーズのプラモデル(ガンプラ)を題材にしたアクションゲームで、プレイヤーがガンプラのパーツを自由に組み合わせてオリジナルの機体を作り、戦闘やカスタマイズを楽しむ作品です。
シリーズの特徴である「創る・戦う・魅せる」をコンセプトに、過去作から進化したシステムが多数導入されています。
主な特徴は以下の通りです。
本作は、PS4、PS5、Nintendo Switch、Steamで発売されており、幅広いプラットフォームでプレイ可能です。
しかし、オンラインでのマルチプレイを重視するプレイヤーにとって、クロスプレイの有無は購入を決める重要な要素です。
では、ガンブレ4のクロスプレイ対応状況はどうなっているのでしょうか?以下で詳しく見ていきます。
結論から言うと、ガンダムブレイカー4は異なるプラットフォーム間でのクロスプレイには対応していません。
具体的には、Nintendo Switch、PS4、PS5、Steamの間でクロスプレイを行うことはできません。
ただし、PS4とPS5間では縦マルチ(同一プラットフォーム内の世代間マルチプレイ)が可能です。
この情報は、2024年2月23日に配信された公式番組「ガンブレ情報局」や、複数の攻略サイトで確認されています。
以下に、クロスプレイに関する詳細を整理します。
クロスプレイが非対応である理由について、公式からの明確な説明はありませんが、以下の要因が考えられます。
PS4とPS5間では、同一のPlayStation Networkを利用するため、オンラインマルチプレイが可能です。
これは「縦マルチ」と呼ばれ、同一プラットフォーム内での世代間マルチプレイを指します。
たとえば、PS4版を購入したプレイヤーが、PS5版のフレンドと一緒にミッションをプレイできます。
また、PS4からPS5へのセーブデータ引き継ぎも可能で、プラットフォーム間の移行がスムーズです。
ただし、PS5からPS4への逆方向の引き継ぎはサポートされていません。
クロスセーブ(異なるプラットフォーム間でセーブデータを共有する機能)についても、ガンブレ4ではサポートされていません。
たとえば、SwitchでプレイしたデータをSteamに引き継ぐことはできません。
PS4からPS5への一方向のデータ引き継ぎは可能ですが、他のプラットフォーム間では独立したセーブデータとなります。
この点は、複数プラットフォームでプレイしたいユーザーにとって不便な点と言えるでしょう。
ガンブレ4のマルチプレイは、最大3人で協力してミッションに挑戦する形式で、パーツ集めや高難度クエストの攻略に適しています。
マルチプレイの魅力は、フレンドと協力して強敵を倒したり、互いのカスタマイズしたガンプラを見せ合ったりすることにあります。
しかし、前作『ガンダムブレイカー3』ではストーリーモードを一緒に進められたのに対し、ガンブレ4ではメインストーリーのマルチプレイが制限されているとの情報もあり、プレイヤーによっては物足りなさを感じる可能性があります。
クロスプレイが非対応であることで、以下のような影響が考えられます。
ガンブレ4のマルチプレイは必須ではありません。
ソロプレイでもストーリーモードやミッションを十分に楽しめ、パーツ集めやカスタマイズのコア体験は単独で完結します。
ただし、マルチプレイでは以下のメリットがあります。
一方で、ソロプレイを好むユーザーにとっては、クロスプレイの有無はあまり影響しないでしょう。
あるプレイヤーは「ガンブレはソロでパーツ集めを楽しむゲーム」と述べており、オンライン人口を気にせず遊べる点が魅力とされています。
クロスプレイが非対応である以上、どのプラットフォームでガンブレ4を購入するかは重要な決断です。
Switch、PS4、PS5、Steamの特徴と、どんな人に適しているかを以下にまとめます。
プラットフォーム選びのポイントは以下の通りです。
クロスプレイが非対応でも、ガンブレ4を最大限に楽しむための方法を以下に提案します。
クロスプレイができないため、フレンドと一緒に遊びたい場合は、同じプラットフォームでソフトを購入することが必須です。
事前にグループチャットやSNSでどのプラットフォームにするか話し合い、SwitchやPS4/PS5、Steamの中から選ぶと良いでしょう。
特に、Switchは日本での人口が多いため、マッチングのしやすさを重視するなら有力な選択肢です。
ガンブレ4のオンラインマルチプレイを盛り上げるには、コミュニティへの参加が有効です。
SNSやDiscord、Redditなどのプラットフォームで、同じプラットフォームのプレイヤーと交流し、ミッションの募集や情報交換を行いましょう。
たとえば、Switch版のプレイヤー向けのグループや、PS4/PS5のガンブレコミュニティが存在します。
これにより、野良マッチングだけでなく、固定パーティでのプレイも楽しめます。
マルチプレイがなくても、ガンブレ4はソロで十分楽しめる設計です。
ストーリーモードやバウンティハンターモードでパーツを集め、ジオラマモードでガンプラを撮影するなど、単独でのやり込み要素が豊富です。
マルチプレイにこだわらず、自分のペースでカスタマイズを楽しむのもおすすめです。
ガンブレ4は発売後もDLCや無料アップデートが予定されており、2024年10月24日には第1弾DLCが配信されました。
新機体やミッションの追加により、オンライン人口の活性化が期待されます。
クロスプレイの実装は現時点で予定されていませんが、コミュニティの声が高まれば、将来のアップデートで検討される可能性もゼロではありません。
公式サイトやガンブレ情報局をチェックして、最新情報を追いかけましょう。
ガンブレ4のクロスプレイ非対応について、プレイヤーやコミュニティの反応は賛否両論です。
以下に、代表的な意見をまとめます。
特に、Switch版を推奨する声が多い一方で、PS5やSteamのグラフィックを重視するプレイヤーも多く、プラットフォーム選びで意見が分かれています。
あるユーザーは「マルチでワチャワチャ遊ぶゲームだから、人口が多いSwitchがベスト」と述べていますが、別のユーザーは「ジオラマを高画質で楽しむならPC一択」と主張するなど、プレイスタイルによる違いが顕著です。
クロスプレイ非対応を踏まえ、ガンブレ4をフルに楽しむためのアドバイスを以下にまとめます。
『ガンダムブレイカー4』のクロスプレイは、Switch、PS4、PS5、Steam間で非対応ですが、PS4とPS5間では縦マルチが可能です。
この制限により、プラットフォームごとのプレイヤー人口の分断やフレンドとのプレイの制約が生じる一方、チートやMODの影響を受けにくい環境や、ソロプレイの充実度が魅力となっています。
プラットフォーム選びでは、マルチプレイを重視するならSwitch、グラフィックやMODを求めるならPS5やSteamがおすすめです。
クロスプレイがないからといってガンブレ4の魅力が損なわれるわけではなく、自分だけのガンプラを作り、戦い、魅せる体験はどのプラットフォームでも健在です。
フレンドとプラットフォームを揃え、コミュニティを活用しながら、あなただけのガンブレ4ライフを楽しみましょう。
どのプラットフォームを選び、どんなガンプラを創るのか――その答えは、あなたの手で紡がれます。